にきびと生活習慣
にきびと食生活
にきびと食生活は大いに関係があります。
食生活がみだれると、にきびはできやすくなりますが、具体的には何を食べるとできやすいのでしょうか?
まずチョコレートやナッツ類はやめましょう。
カフェインが入ったコーヒーや、スパイシーなカレーもおすすめできません。
また、脂分や糖分が多い食べ物も避けるようにしましょう。
添加物もにきびにはよくありません。
もちろん、これらの食べ物を食べないのがいちばんいいのですが、食べたいのに食べられないというストレスをためてしまっては、もっと悪い影響があることもありますから少しずつ量をおさえるように心がけましょう。
またデトックス効果のある食べ物を摂取するようにするのも一つの手です。食材によるデトックス効果をキレート効果といいます。
→キレート効果とは?
にきびと睡眠
にきびができにくい肌を作るには、睡眠が非常に重要な要素となってきます。
特に午後10時から午前2時までのあいだは肌が再生するのにもっとも重要な時間と言われており、この時間にきちんと睡眠をとることがにきび予防の第一歩とも言えるでしょう。
また、寝不足になると皮膚が脂っぽくなり、にきびができやすくなってしまいます。
社会生活の中ではどうしても帰りが遅くなったり、寝不足になりがちだと思いますが、肌の健康のために早めの就寝を心がけたいものです。
にきびと便秘
便秘になると皮膚の代謝に影響して、にきびができたり、にきびが悪化したりします。そうならないように、日ごろから便秘を予防するようにしましょう。
食物繊維を多く摂取すると、腸の中を掃除してくれるので便秘になりにくくなります。
食物繊維は、にんじんやジャガイモなどの根菜や豆類、穀類、海草に多く含まれています。
逆に糖分や脂肪分が多い食事は、ひかえたほうがよいでしょう。
また、運動をして水分を多く摂取することも便秘予防には効果的です。
にきびと冷え
冷え性の方、必見です。冷えによってにきびは悪化するおそれがあります。
体が冷えると、全身の血の流れが悪くなり、代謝やリンパの循環も悪くなってしまいます。
そうなると肌の生まれ変わりのサイクルが乱れてしまい、角質が厚くなって皮膚の健康が損なわれます。
湯船にゆったりとつかったり、しょうが湯を飲んで体をあたためるなどして冷えには十分注意しましょう。
にきびと日光浴
紫外線はお肌の敵。そう考えている人は多いと思います。
もちろん、紫外線によって肌にダメージを与えるのは事実です。
しかしながら、日光に当たることが必ずしも肌に悪いとは言えません。
太陽光線の中でも可視光線(私たちの目に見える光)には、にきびの原因となるアクネ菌をおさえるはたらきがあるからです。
そのため夏の日中など日差しが強いとき以外は適度に日光浴をすることも、にきび予防につながります。