女性のにきび
にきびと生理
生理前になるとにきびがひどくなる経験をしたことがある人は多いです。
排卵後から生理直前まで増加する女性ホルモンは、皮脂の分泌に大きな影響を及ぼします。
女性ホルモンが増えると、皮脂の分泌が活発になり、角質も厚くなりますから、にきびができやすくなるというわけです。
食事や洗顔に気を配って、メイクをいつもよりも薄くするなど、肌を気づかった生活が、この時期には特に大事です。
にきび用化粧品とパッチテスト
現在では皮膚科に行かなくても、にきび用の化粧品や薬を手軽に手に入れることができます。たくさんの種類があり、選ぶのに困ってしまうほどです。
化粧品や薬には、自分の肌に合う合わないがありますから、新しいものをためすときには、まずパッチテストをすることをおすすめします。
方法は簡単。二の腕など体の柔らかいところに少しぬってみるのです。次の日まで待って、かゆみや赤みが出なければ大丈夫です。
いくらにきび用と言っても、肌に合わなければもっとにきびを悪化させてしまう恐れがありますから、化粧品や薬は慎重に選ぶようにしましょう。
にきびと毛穴パック
以前テレビコマーシャルでもよく目にしていた毛穴パック。
にきび跡の毛穴に使う人もいるのではないでしょうか?
しかしながらこの毛穴パック、気軽に使える反面、あまり効果がありません。
むしろ肌にとって悪影響のほうが大きいかもしれません。
というのもパックをはがすときに皮膚を引っ張りますから、特ににきびのできている肌には、大きなダメージを与えてしまうからです。
また、パック後は毛穴が開いたままになりますので雑菌が侵入しやすくなります。
さらなるにきびの原因となる可能性がありますので注意しましょう。
にきび肌に適した化粧水
にきびの原因は皮脂。だからできるだけさっぱりと肌を保ちたい。
こんな考えから、できるだけさっぱりした化粧水を選んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は、洗顔によって奪われた油分はしっかりと補ってあげることがとても重要です。
べたつきが気になる方は油分が比較的少ないものでよいですから保湿をしっかりとするようにしましょう。
肌の油分と水分のバランスを保つことが重要なのです。
にきび用化粧品の効果
薬局でよく目にするのが、にきび用の化粧品。手軽に買うことができて便利ですね。
しかしながら、これらのにきび用化粧品はあまり効果がないと言われています。
その理由は、規制のため、にきびに効く有効成分がほんの少ししか入っていないから。
大々的に宣伝しているものの、にきびを治すとまではいかないようです。
化粧品はあくまでお手入れをするためにあるもの。
にきびを治すには、皮膚科で診てもらい、あなたの肌に合った治療をすることが大事です。